
カナロコ・あゆさんW受賞/緊張のひとときも笑顔でスピーチ
この1年、多くの人に「神奈川新聞」の名前を広めた功績を称え、神奈川新聞社デジタルメディア局
カナロコ編集部ミッション・スペシャリストすがやあゆみさん=横浜市在住=が1日、神奈川新聞社社長努力賞を受賞。創立116周年記念式典の中で表彰された。
05年夏、
ドキュメンタリーテレビに出演し、その後も
手記の出版をはじめ、講演会やフォトモデルなど多くのメディアに露出しながら、『新聞は暗いイメージ』などを払拭し、多くの人に感動と『バリアフリーな考えを持った社である』と、評価を得た。これを受け、今回の受賞となった。稲村社長は「テレビをみて、あゆさんのひたむきさに感動した。これからもがんばってほしい。」と祝辞の中で述べた。
前日、直属の上司である松澤局長から『翌日はスーツで来るように。』と釘を差されて出社。部長をはじめとする上司から「メイド服じゃないの!?」と、ツッコミの嵐だった。一方、あゆさんは突然のことに混乱の様子。受賞理由を理解をしきれないまま、「ほえ〜」といいながら授賞式に出席した。第2部として設けられたパーティーでは、上司や仲間の見守る中、社長の真正面に設営された壇上に立ちスピーチ。直前まで単独スピーチだとは知らず、「わたしのようなものが受賞していいのか分かりませんが…」とはじめながら、持ち前の度胸と講演会での場慣れした雰囲気で、緊張を感じさせなかった。しかし、ある意味、身内の中で話すということは、過去に経験が少なく、とても緊張したそうだ。スピーチを終えたあゆさんは「今まで伝える機会のなかった、自分の上司達への想いや感謝などを伝えるチャンスだと思い、とっさにスピーチの重点におきました。」と、笑って答えた。06年は5月まで講演会の予定が決まっているという。これからの“あゆ”にも注目だ。
あわせて、カナロコ編集部は記念すべき1周年を迎える今日、カナロコオープン時のメンバー全員を対象に社長賞を受賞した。(DM局すがやあゆみ)
【写真説明=お祝いを手に緊張がまだ解けないあゆさん(神奈川新聞社デジタルメディア局)】
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