でも、そういう局面で本当は泣きたいのに、ガマンしてしまう時が多い。
強い子と言って育てられたから…?

最近、自分のこのウラオモテと言うか、ギャップに疲れてきた。
思いっきり泣きたいときに、ポンポンと頭をなでてくれる想い人さんは、
今はそばにいない。
嬉しくて飛び跳ねて、抱きつきたい先に、想い人さんがいない。
お休みはいつまで続くんだろうと思いながら…
このお休みが終わるのもなぜか怖くて…
こんなに“あゆ”でいられる人はいないから。
だからイイ子でいるように、いつもしてるけど、
そうじゃない時も受け止めてほしいな。
物分りのイイ子を普段はしてるけど、辛い時もあるから。
だけど、乗り越えていくから、2人でいる意味があるんだ。
そう思って、いつも見つめてる。

ガマンできる涙と、放心状態になって流せない涙がある。
ただ、ショックだった別れはいくつかあって、
その中でも素直に、気持ちごと、静かに流したのは数少ない。
可愛がってくれた先輩が卒業した時。
小学生の時から仲良かった、元気だったアイツの訃報を聞いた時。
すごく大好きだった先生が異動した時。
12年間通った学校を、最後に校門を抜けて、形が見えなくなった時。
おばあちゃんが死んでしまった時。
ポーンと弾ける感情ではなくて、ぷつんと切れた時に、
なにも言わずに涙が零れ落ちる。
そんな涙を流せるうちは、
まだあゆにも、少しはピュアな部分が残ってるのかな。

出会いがあれば、別れがあって…
なぜか最近、別れと向かい合うことが多い。
しかもそれって、相手にとってはイイコトへの別れなんだ。
ユースケくんの内定、しずくさんの結婚、
そして…長い間良き理解者であったヘルパーのはるなちゃん。
彼女も結婚する&異動でお別れなんだ。
しかも、相手、めちゃくちゃあゆ知ってる会ったことある人!!
なんかあゆが照れちゃうよ。
嬉しいけど、やっぱ、お別れは寂しいな。